紅茶の味はポットの中でほぼ決まります。茶葉がお湯の対流で上下する「ジャンピング」が起きるほど、香りと成分がよく抽出されます。道具選びはこのジャンピングを助けるかどうかが基準です。
ティーポット
- 丸い形を選ぶ:球形に近いほどお湯が対流し、茶葉が躍りやすい。
- 保温性の高いもの:陶器・磁器(特にボーンチャイナ)が理想。温度が下がるとジャンピングが止まります。
- 鉄製は避ける:タンニンが鉄と反応し、水色(すいしょく)が黒ずみます。
- 使う前に必ず温めること。ガラスポットは茶葉の動きと水色を目で楽しめます。
ティーカップ
紅茶用のカップは、コーヒーカップより口が広く浅め。これは美しい水色を見て楽しみ、香りを開かせ、温度を程よく下げるため。内側が白いものだと水色がよく映えます。
あると便利な道具
| 道具 | 役割 |
|---|---|
| 茶こし(ストレーナー) | 注ぐときに茶葉をこす。目の細かいものを。 |
| ティーコジー/ポットマット | 蒸らし中の保温。ジャンピングと抽出を助ける。 |
| 砂時計/タイマー | 蒸らし時間を正確に計る。 |
| ティーメジャー | 茶葉の量を安定させる。 |
茶葉を直接ポットに入れて、注ぐときに茶こしでこすのが基本。インフューザー(茶こし器)は手軽ですが、茶葉が広がる余地が狭いとジャンピングしにくいので、大きめのものを選びましょう。