紅茶と水の相性 – 鮮度


water_faucet ©Steve Johnson

新鮮な水って?

硬度の他に新鮮な空気をふくんだ水でなければなりません。ということはミネラルウォーターなどの汲まれてから時間のたった水はおいしい紅茶をいれられません。ヨーロッパ系のミネラルウォーターは硬水のものが多く、運搬にも時間がかかり鮮度が低下する点でも適していません。また、汲み置きされた水も空気が逃げてしまっているので適していません。どうして空気を含んでいないといけないかというと、紅茶を美味しく入れるにはポット内で茶葉をジャンピングさせることが大切です。ジャンピングは水に含まれる空気によって活発になるからです。

さらに、二度沸かしのお湯や、沸かし過ぎのお湯も適していません。沸かしすぎたお湯はカルシウム濃度があがり、硬度が高くなり、また空気も抜けてしまうからです。水道水なら5円玉ほどの気泡がでてから、3分ほどの沸騰時間もあれば十分カルキ臭も抜けます。浄水器を使っている場合はもっと短時間で結構です。また二度沸かしのお湯では一度冷める段階で変質してしまいます水道水と湯冷ましの味の違いでこの点はわかるとおもいます。変質すると、まれてい茶葉に含る可溶成分を抽出する力が消えてしまいます。

魔法瓶のお湯も適していません。理由は「温度が低い」という点の他にお湯が古くなってしまっているという点です。紅茶の可溶成分は最低でも90度以上なければ抽出されないからです。
日本の水道水はほとんどが軟水であるため、紅茶をおいしく飲むための条件は整っています。逆に言えば、鮮度の低いミネラルウォーターよりもよい条件の水が近くにあるということですね。

 

 


2014-05-11 | Posted in 紅茶と水との相性Comments Closed 

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